グレゴリオ聖歌で瞑想してみませんか
古今東西、瞑想にはいろいろなやり方があったようです。
これを「瞑想中、意識をどこに置くか」に注目すると、以下のものがあります。
- 呼吸
- イメージ(誘導瞑想など)
- マントラ
- 自分の動きや感覚(歩く瞑想など)
- 難しい問題(禅の公案など)
- 音・音楽
このうち最後の「音・音楽」については、瞑想用にいろんなCDや音源が出ています。
- 自然音(波、川の流れ、雨、滝など)
- バイノーラルビート(ヘミシンクなど)
- ソルフェジオ周波数
- アンビエント・ミュージック(環境音楽)、チルアウト・ミュージック、ZEN(禅)ミュージック
- ワールド・ミュージック、シャーマン・ミュージック
- クラシック音楽
- グレゴリオ聖歌
などが代表的です。
このなかでグレゴリオ聖歌は、個人的に瞑想用BGMとしてもっと着目しても良いのではないかと思います。
人の声の持つ癒しを感じることができますし、キリスト教の教会や修道院の雰囲気を伝えて、敬虔な気持ち感謝の気持ちになれますので、瞑想するのに相応しいのではないでしょうか。
グレゴリオ聖歌で瞑想脳波誘導 #1
そんなわけで、グレゴリオ聖歌を使って、瞑想の脳波に誘導する音源を制作してみました。
楽曲は、
グレゴリオ聖歌:聖母被昇天の祝日ミサ Mass on the Feast of the Assumption of the Blessed Virgin Mary より #1 (歌:ベネディクト派ボイロン聖マルティン修道院合唱団)
です。著作隣接権が切れてパブリックドメインになっています。
いくつかの手法を使っていますが、原曲の雰囲気を壊さないように、細かい加工をしています。
1.元の楽曲
2.ビブラート
シータ波(4Hz)に導くビブラートがかかっています。
左右の声の大きさも一定のリズムで入れ替わっています。
3.スピーチ・モノーラルビート
左の声も右の声も、少しだけ周波数が違う声が重なっています。
周波数の差の分が脳波を誘導する「うなり音」になります。
2つとも、ヘミシンク等で使われているバイノーラルビートによる脳波誘導とは異なり、ヘッドホンは基本不要ですが、ヘッドホンでお聞き頂くと、より効果が高まります。
*注
パブリックドメインになっているのは日本国内のみです。
国外からはお聞き頂けません。(Not available outside Japan)